化学工業日報、電子向けフッ酸本稼働

中化藍天(シノケムランテン)とソルベイは電子グレードフッ酸の本生産を稼働させた。(以下要約:詳細は2011年1月18日付化学工業日報に掲載)。

中化藍天とソルベイの合弁企業である浙江藍蘇弗化有限公司(略称:藍蘇、ランソ)が年産5000MTの電子産業向けフッ化水素酸(フッ酸)(HF)設備が 完成、本格稼働を開始した。同社は年産2万MTの無水フッ化水素酸(AHF)設備を保有している。今回の投資額は約3600万元(約4億6800万円)。 藍蘇は中化藍天傘下の中化藍天環保有限公司70%とソルベイ30%の合弁企業で2006年に設立された。中化藍天は2010年末に湖南省の蛍石鉱山会社に 資本参加し中国国内最大級の蛍石ソースを得ている。