シノケムジャパン、リン酸エステル(TCP)を開発輸入

シノケムジャパンは日本市場でのリン系難燃剤需要の急回復を受け、リン酸エステルの開発輸入をスタートさせた。

 

リン系難燃剤の日本国内需要は約2万MT/年と推定され、またシノケムグループの中国国内での購買力を活用し、品質面、コスト面ともに十分対抗できるとし ている。まずは手始めにトリクレジルホスフェート(TricresylPhosphate)(TCP)の開発輸入を開始、末端需要家でのサンプルテストを すでにスタートさせた。シノケムジャパンのTCPの主な規格は下記の通り。

 

商品名:トリクレジルホスフェート(Tricresyl Phosphate)(TCP)

CAS NO. 1330-78-5

外観:透明液体

酸価:0.1mgKOH/g以下

比重(20℃):1.160-1.180

フェノール含有量:0.1%以下

荷姿:200kgs/DRUM

メタ-クレゾール:パラ-クレゾールを50:50の割合で使用しています。